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ALL ABOUT MOTHER3
2007/09/30 更新
COLUMN 2
ストーリー考察 全体を通した考察 |
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「ノーウェア島はこの星のマジカント」
MOTHER3を最後までプレイして思ったことがあります。
「マジカント」という存在が出てこなかった、と。
初代は主人公と血縁関係があるマリア(クイーンマリー)の、
前作は主人公自身の精神世界としてマジカントがありました。
しかしMOTHER3には一切ありません。
ですが、一番奥に最後の針があるあのダンジョンは、
まるで前作のマジカントの最深部「エデンの海」に似ている感じがしました。
そして、その最後の針の前で対峙するのは…リュカの双子の兄「クラウス」。
双子は似たような姿なので、前作でのエデンの海の自分自身の悪
「○○のあくま(○は主人公の名前)」と重なるような気がします。
つまり、「ノーウェア島自体がこの星のマジカント」と思いました。
ノーウェア島全体を見てみると、タツマイリ村(発展した光景も含む)
とニューポークは、昔に存在した文明の光景などが。
デス砂漠は、何故か地下にサルが住んでいた
初代のアドベント砂漠や前作のドコドコ砂漠など。
ゴマフ火山は…前作の地底のファイアスプリングの洞窟など。
シログネ山は…初代のスノーマンや前作のウインターズなどのような雪景色、
タネヒネリ島は…前作の魔境などの密林の光景、
オリシモ山は…ある侵略者がいた初代のホーリーローリーマウンテンの雰囲気。
…など、かつてこの星に存在したさまざまな景色が集まっている感じがします。
また、オソヘ城は初代のクイーンマリーの城のように、
城の主(この星の「神」のようなもの)達がいた名残があります。
(その主たちがいないということは、
すでにこの「世界」はすでに無くなりかけていた…と思われます。)
…そしてこの島が滅びると、新しい「世界」が生まれ…
またノーウェア島のような新しい星のマジカントが生まれていくのだと思います。
(この星は「地球」として例えても良いと思います。)
(このコラムの執筆は、ナルイケさんが担当しました。)
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※「オール・アバウト・マザー3」は、「マザー百科」の「オール・アバウト・マザー」をモチーフに
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