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2006年4月18日(火) 10時50分 コンティニュー Vol.27に掲載された糸井さんのインタビュー記事の詳細
今月17日に発売された雑誌「コンティニュー Vol.27」に掲載されている
糸井さんのロングインタビューの内容が分かりましたのでお知らせします。
インタビューの内容は2003年12月4日から2004年2月8日に東京写真美術博物館で開催された
「ファミコン生誕20周年・レベルX テレビゲームの展覧会」で行われた糸井さんのインタビューのほぼ全文で、
雑誌では「2003年時点で糸井氏が『MOTHER』シリーズについて話している発言の数々は
『MOTHER3』の発売を目前に控えた現在、驚くほどの示唆に満ちている。」としています。
このインタビュー内容はコンティニュー編集部がインタビューのほぼ全ての内容を活字に編集した
非常に貴重な内容になっていますので、MOTHERファンの皆さんはぜひとも読んでみることをおすすめします。
主な糸井さんのコメント(MOTHERシリーズに関する話題の部分を一部抜粋)
著作権法上、全文の掲載は控えています。
・任天堂にゲームの企画を持ち込んだときのタイトル名は「MOTHER」ではなかった。
・任天堂に持ち込んだのは「世界観の提示」だけだった。
・ゲームを作るには、結局チームを持ってないとできない。
また、任天堂とずっと付き合う覚悟があるかということも大事だった。
・宮本さん(現在の任天堂宮本茂専務)が中心になって「MOTHER」チームが結成された。
・「MOTHER」ではアメリカンホームドラマのような物語にしながらも、主人公と父親は離しておく。
それは、ずばり自分の状況。そのあたりは意図的に作り込んだ。
・「殺す」という表現にしてしまうのは、つまらない。
ひとりの人間が死ぬというとんでもないことを、「次々と現れたら殺す」という方法だけで解決するのは、
あまりにもガキっぽすぎると思っていた。殺すか殺さないかという憎しみをゲームでは描けない。
だから「憎しみを描けないなら、殺さないようにしよう」と。
・あまりにも無理があるシーンには「これはマンガですよ」という記号を放り込む。
武器にフライパンがあるのはそのため。
・「なんでロールプレイングゲームは中世なのか」という気持ちがあった。
ロールプレイングゲームの構造を決めたくなかった。
「ロックンロールは黒人のものだ」と言っていることと同じ。
・僕らにとって音楽は大きな要素だった。
・プレイヤーの誰もが「オレってモテてるなあ」と思えるような存在。それがゲームでは。
・「MOTHER3」が出たら…もう大きいサイズのものは考えたくない。そこで一旦打ち止め。
僕は「ゲームって、2人や3人で作れるようにならないかな」とずっと思っている。
そっちに行かないと、(ゲームには)もう未来がない。
これら糸井さんのコメントは、近年のニンテンドーDSの大ヒットに代表される
ゲーム本来の原点回帰の動きを事前に予言していたような気がするのは気のせいでしょうか。
このインタビューはMOTHERシリーズだけにとどまらない、興味的な内容が盛りだくさんですので
MOTHERファンの皆さんならぜひとも雑誌を手にとって読んでみて下さい。
コンティニュー Vol.27
記事のリンクアドレス http://www.mother-jp.net/times/20060418.html
記事執筆者 管理者 アポロ船長
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