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2006年4月24日(月) 15時50分 ほぼ日、「『MOTHER3』の気持ち」を更新
『MOTHER3』の気持ち(全文はこちら) ※各種データの引用に関して
©Hobo Nikkan Itoi Shinbun
本日、「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載中の糸井さんへのインタビュー
「『MOTHER3』の気持ち」が更新されました。
新たに追加された内容は、『第5回 「MOTHER3」じゃないもの』です。
糸井さんはMOTHER3の開発が再開されてから発売までの3年間に関して、
長いか短いかは分からないものの、軌道に乗るまでが大変だったことを明かされています。
そして、軌道に乗るきっかけとなった決断として
映像の水準を従来のシリーズを踏襲したものにしたことを挙げられています。
さらに糸井さんは開発再開にあたり、開発中止になった「MOTHER3 豚王の最期」が
常に頭の中にあったことを述べられています。
そして、これまでのシリーズの定番にとらわれず、
だからといって全てを無くさず、結果的に軟着陸することが出来たとさしています。
最期に糸井さんは、
「『ファンに向けただけのもの』じゃなくて、ほんとうの『MOTHER3』になった」
とされています。
今回のMOTHER3は総合的に高い評価を寄せられる皆さんが多い一方で、
主にMOTHER2までのシリーズに強い思い入れを持つ方々などを中心に
これまでのシリーズの定番とは異なったシナリオなどに低い評価が寄せられていることもまた事実です。
それを踏まえ、今回の糸井さんの「気持ち」を読みますと、
糸井さんはまさに「MOTHER2までと違う」という批判が一方で出ることを
狙っていたのではないかとも感じられます。
確かに今回のMOTHER3は、ファンの皆さんのものだけの「MOTHER3」ではなく
ファンではない皆さんも視野に入れた内容になっているように思えてきます。
MOTHERシリーズ=MOTHER2というイメージをいだくファンの皆さんが多い中、
あえてMOTHER2までのシリーズとしての「定番」を壊し、
全く新しいMOTHERシリーズの世界を作り上げた糸井さんの決断は、
過去のシリーズへの思い入れを募らせるファンの皆さんを裏切ることを覚悟した
非常に勇気のいる苦しい決断だったと思われます。
この糸井さんの「気持ち」を念頭にMOTHER3をプレイしてみますと、
また感じられることが違ってくるかもしれませんね。
『MOTHER3』の気持ち(ほぼ日刊イトイ新聞)
記事のリンクアドレス http://www.mother-jp.net/times/20060424.html
記事執筆者 管理者 アポロ船長
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