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2006年11月10日(金) 5時00分
MOTHER3 米国での発売は困難?
MOTHER Partyのパートナー・STARMEN.NETおよび、
海外の情報サイト「PlanetGameCube」「Joystiq」などが伝えた情報によりますと、
任天堂米国法人(NOA)の翻訳部署「Treehouse」の関係者が「PlanetGameCube」のインタビューで
「私の知る範囲では、『MOTHER3』の翻訳・修正作業は行っていない」とコメントしたそうです。
そしてさらに、「これは日本では既に発売されているのですか?」
「ネス(※)を動かしたいなら、スマブラDXをやればいい(おおよそ意味)」という旨のコメントをしたため、
アメリカのMOTHERファンの皆さんを中心に、怒りや戸惑いを巻き起こしています。
(※ネスはMOTHER2の「ぼく」のデフォルトの名前です。)
MOTHER Partyのパートナー・STARMEN.NETでは、今回の事態を受け
急遽、MOTHER3のアメリカ(北米)での発売を請願する「Do-It-Yourself Devotion」というページを立ち上げ、
MOTHER3復活署名活動がMOTHER3復活の後押しとなった旨を語った
過去の任天堂宮本茂専務のコメントなどを掲載し、MOTHER3のアメリカでの発売を強く呼びかけています。
今回の事態を受け、MOTHER PartyでもMOTHER3(英語名:Earthbound 2)のアメリカでの発売実現のため、
STARMEN.NETと共同で様々な試みを実施していくことを検討しています。
管理者はMOTHER3復活署名活動当初から、
「MOTHER3は、日米両方で発売されて初めて完結する」と考えてきました。
MOTHER3をめぐる様々な企画でも、パートナーのSTARMEN.NETと共に行ってきました。
結果、国内ではMOTHERシリーズは完結をみましたが、海外の友人達には
「日本のMOTHERファンと同じく、MOTHER3復活のために頑張ったのに
なぜ私達はプレイすることが出来ないのだろうか。」という、複雑な思いが残りました。
この様なことは決して無いと信じたいですが、
これが「私達の活動が、日本のゲーム市場のためだけに利用された」と判断され、
日米のMOTHERファンの間の溝を深めてしまったり、
最悪、日本批判にまで発展してしまったら、これほど悲しいことはないでしょう。
任天堂岩田社長と、NOAのレジー・フィザメイ社長兼最高執行責任者が、
MOTHER3のアメリカでの発売に対して、賢明な決定を下して頂けることを強く願います。
(余談ですが、2006年冬にヨーロッパで発売するという話はどうなったのでしょうか…)
INTERVIEWS: Day of Twilight NOA Treehouse Interview(PlanetGameCube)
Mother 3 to stay lost in translation(Joystiq)
Why Must Nintendo Ignore Mother 3(Nintendo.com Forum)
Do-It-Yourself Devotion
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記事執筆者 管理者 アポロ船長
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