任天堂はスマブラXこと『大乱闘スマッシュブラザーズX』について
任天堂の岩田社長がソラの桜井政博さんに訊ねる対談
「
社長が訊く『大乱闘スマッシュブラザーズX』」の第二弾を公開しました。
今日公開されたのは「
Vol.5 さまざまな新要素」です。
長年の構想が形となった「最後の切りふだ」
今回の『スマブラX』に新たに導入された「最後の切りふだ」によって、
桜井さんは強い人が常に勝てるわけではない対戦が可能になることを挙げています。
そして
切りふだ自体を発動することよりも、切りふだを発動するための
スマッシュボールの取り合いが一番盛り上がるのではないかとされています。
さらに
このギミックは初代『スマブラ』の頃から考えていたもので、
構想段階では、それよりも更に前になるとのことです。
そしてその「証拠」として、初代『スマブラ』で収録した声を
そのまま使っているキャラクターが今回の『スマブラX』にいるとのこと。
その声には最後の切りふだ用の声を収録しており、
今回それをそのまま使っているとのことです。
桜井さんの9年越し、いやそれ以上前からの構想が形となって現れたものこそ、
「最後の切りふだ」といえるのではないでしょうか。
戦うだけじゃない「アシストフィギュア」
さらに次に紹介される新要素が「
アシストフィギュア」。
桜井さんによりますとアシストフィギュアの数もまた無茶をしているとのことです。
公開された動画では、
新たに『MOTHER2』のおともだち1
(デフォルト名:ジェフなど)がアシストとして登場していることが分かりました。
原作に登場するアイテム「ペンシルロケット」を発射します。
また『ニンテンドッグス』の犬など、戦うイメージの無いキャラクターであっても
目隠しの役割など、様々な形で登場させているとのことです。
『スマブラ』らしい「いたずら」感といえるところでしょう。
「フィギュア」と「シール」
そして「フィギュア」と「シール」は、さらに多くのキャラクターが登場。
桜井さん曰く、
『スマブラ』ならではの
「たくさんのキャラクターが一堂に会する機会」をいかに楽しむか
という発想が基になっているとのことです。
これも、お客さんのことを考えた上でついつい頑張ってしまうそうです。
なお『スマブラDX』の時はゲームキューブ初期だったこともあり、
一から作り上げなければならなかったものの、
今回はそれぞれの開発チームから素材を預かる形だったため、
かなり助かったとのことです。
例えば『ゼルダの伝説 風のタクト』や『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』などは、
オリジナルのモデルをそのまま加工して使用しているそうです。
また古いゲームのキャラクターやアイテムもフィギュア化するために、
任天堂内からし量や素材をかき集めたとのこと。
本作のスタッフロールが700人にのぼる秘密はここにあるそうです。
さらにキャラクターのフィギュアの台座に貼ることで効果を発揮する「
シール」。
シールには大きさがあり、どのように配置するかという戦略も問われてきます。
またシール自体のデザインも、ファンの皆さんにはニヤリとするものばかりだとか。