任天堂はスマブラXこと『大乱闘スマッシュブラザーズX』について
任天堂の岩田社長がソラの桜井政博さんに訊ねる対談
「
社長が訊く『大乱闘スマッシュブラザーズX』」の第六弾を公開しました。
今日公開されたのは「
Vol.6 オールスターな音楽」です。
『スマブラX』の音楽は凄いことになっている
『スマブラX』公式サイト「スマブラ拳!!」の5月下旬からの更新で、
皆さんを最初に驚かせたのが、その「音楽家」の皆さんの面々。
『スマブラX』には、何と普通のソフト30本分の音楽が入っているとのこと!!
岩田社長によれば、有りえないコラボレーションなどをやった影響もあり、
権利関係の調整がとても複雑になっているとのことです。
桜井さんはこれほどまでに音楽がとんでもないボリュームになってしまった理由として、
様々な音楽家の皆さんが様々なゲームの曲を選んで制作するというスタイルを取っていて、
これまでは基本的に一つのステージに1曲だったものの、
今回は「ファン層の広がり」を考慮し、複数の曲を用意することに決めたそうです。
そしてそういったことを考慮し、「
オレ曲セレクト」を付けたとのことです。
全部で何曲あるかについては、
桜井さんが岩田社長に耳打ちして教えているものの、まだ分かりません。
またそれだけの数となったのは、作れるだけ作ったらこうなったそうです。
さらに「PRESS START」コンサートで
桜井さんが作曲家の皆さんと知り合うことが出来たのもあるとのことです。
慎重を期した選曲とアレンジ
音楽を依頼したとき、多くの皆さんはすぐ二つ返事で引き受けて下さったそうです。
また、それぞれ仕事が増えて大変なはずなのに、
岩田社長が外から見る限りでは、皆さん嬉しそうにやってたような気がするとのこと。
桜井さん曰く、
過去の親しまれた曲をアレンジするというところに
独特の面白さがあったのかもしれないのではとのことです。
そのゲームを遊んだときの思い出と一緒にある、ゲーム音楽。
それだけに、選曲は慎重になり…その分調査にも時間をかけたそうです。
任天堂の携帯サイトのアンケートや、スマブラ拳!!の投稿など…
最終的に4万通に上った全ての投稿に桜井さんが目を通したとのこと。
なおアレンジにも気を配っており、そこもなかなか難しかったそうです。
サプライズ選曲の変化球も
リクエストに準じて出来ているものの、サプライズ曲もあったりする。
具体的な例として『しゃべる!DSお料理ナビ』などが挙げられています。
対戦の一番最初のところで「さァ、大乱闘ヲいたしまショウ」と喋るのだとか。
また『X(エックス)』の曲など、これは選ばれないだろうというような曲も。
この『X』のトンネルシーンの曲は、『どうぶつの森』の
「とたけけ」のモデルとして有名になった戸高氏のデビュー曲に近いそうです。
今回の『スマブラX』のために、
きちんと音楽を作られた皆さんの数は…総勢、30人以上!
まさに『スマブラ』以外ではありえない、そんな人数といえるでしょう。