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2007年4月20日(金) 00時00分
特集記事「次の一年に向けて」
「開発中止」じゃなかった『MOTHER3 豚王の最期』
『MOTHER3』の歴史的発売から、もうすぐ1年。
皆さんにとってこの1年は、「長かった」でしょうか、「短かった」でしょうか。
MOTHER Partyではこの歴史的な日を記念し、一周年記念イベントに加え、
『MOTHER3』を振り返る特集記事を連日お届けします。今日は、その第二弾です。
今私達の手元にある『MOTHER3』は、紛れも無く『MOTHER3 豚王の最期』の完成版です。
そしてさらに、『MOTHER3』の発売後に糸井さんがゲーム雑誌などで明かした事実などによって、
実は『MOTHER3 豚王の最期』は、「開発中止」では無かったことが徐々に明らかにされてきています。
2000年8月22日。ほぼ日に「『MOTHER3』開発中止」という文字が並び、
当時、多くのファンの皆さんが悲しみに打ちひしがれました。
そして、2003年の開発再開発表まで様々な噂が飛び交うことになりますが、
その間、決して『MOTHER3 豚王の最期』は無かったものとされたわけではなく、
実は「開発中断」という形で他のメディア展開が可能かを模索していたことが、
『MOTHER3』発売後の糸井さんのインタビューで明らかになっています。
(詳細はMOTHER3をめぐる出来事に掲載しています。)
皆さんもご存知の通り、『MOTHER3』にはリュカやクラウスなど、
『MOTHER3 豚王の最期』で作り上げられた要素がふんだんに盛り込まれています。
『MOTHER3 豚王の最期』は開発中止になったのではなく、
実際、今私達のもとに、しっかり『MOTHER3』としてあるのです。
「幻の『MOTHER3 豚王の最期』が中止になって残念」というご意見を寄せる皆さんがおられますが、
糸井さんは「今手元にあるMOTHER3がそれですよ」とおっしゃられる気がするのです。
本来同一なもののはずの『MOTHER3』と『MOTHER3 豚王の最期』が、
あたかも別のものとして切り離されて捉えられているという「誤解」は、
『MOTHER3』一周年となった今なおくすぶっていますが、
これは今後、少しずつ解いていかなければならない大きな課題の1つでしょう。
こちらの表記も、これから少しずつ正しく変えていかなければ…。
この記事のURL
http://www.mother-jp.net/times/mother3_1stanniv_2.html
記事執筆者 管理者 アポロ船長
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